鸕宮神社秋祭

「伊賀地方で一番遅い秋祭り」

奈良の東大寺二月堂や観菩提寺正月堂にゆかりのある神社の秋祭りで近年は諸事情により11月3日に行われていました。令和元年から本来の12月20日に、伊賀地方で一番遅い秋祭りとして復活しました。

[日 時]神輿巡行祭:2023年12月16日(土)
     秋季例大祭:2023年12月20日(水)
[場 所]鸕宮(うのみや)神社(伊賀市島ヶ原4689)
[問合せ]鸕宮神社社務所
      TEL:0595-59-2065
詳細は、チラシをご覧ください。


《例年の開催情報》

秋まつりでは、子ども神輿や御神輿のお練りのあと、「神輿還御」「子ども巫女神楽奉納」「獅子神楽奉納」などが行われます。

鸕宮神社神輿

子ども神輿、還御

鸕宮神社神輿

神輿 還御

本殿に続く125段の石段を、560kgの御神輿を担いだ若者たちが「ワッショイワッショイ」の掛け声とともに一段一段上っていく姿は勇壮です。

巫女舞

境内で奉納される4頭の獅子による「獅子踊」は、市の無形民俗文化財に指定されています。獅子舞は享保年間(1716~1735)に敢国神社の獅子舞の影響を受けてはじめられたようです。獅子舞には、大広前、五段神楽、剣の舞、獅子踊り、鼻高、荒舞などがあります。

鸕宮神社獅子神楽

四体の獅子が境内をところ狭しと舞踊ります

鸕宮神社獅子神楽

「鼻高」は天狗が寝ている獅子を起こし、無理に起こされた獅子が天狗に腹を立て追いかけます。ユーモラスな天狗の動きが見る人を惹きつけます。

鸕宮神社獅子神楽

天狗さんが見学している子どもたちなどを獅子のところまで連れていき獅子に頭をかんでもらっています。無病息災などの意味もあります。

鸕宮神社 獅子神楽

おかめやひょっとこなども出てきて見学者たちを楽しませます。また獅子は福を授けに見学者のもとをまわります。

敢国神社 獅子神楽

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