蓑虫庵

三重県指定文化財

芭蕉の門人・服部土芳の草庵で、芭蕉五庵(無名庵・西麗庵・東麗庵・瓢竹庵・蓑虫庵)のうち唯一現存しているのが、この『蓑虫庵』です。

[住 所] 伊賀市上野西日南町1820
[電 話] 0595-23-8921
[開館時間] 8:30〜17:00(入館は16:30まで)
[入館料] 大人300円 高・中・小学生100円
[障がい者割引入場料] 無料
[休館日] 火曜日・12月29日〜1月3日
[駐車場] あり(有料)

蓑虫庵ご利用のご案内


蓑虫庵の玄関

貞享5年(1688)3月に土芳が開いた数日後に芭蕉がここを訪れ、庵開きの祝いとして贈った《みのむしのねを聞にこよくさの庵》の句にちなみ『蓑虫庵』と名付けられました。昭和13年(1938)1月19日に県文化財史跡及び名勝に指定されました。

庭内には、昭和4年(1929)服部土芳の200回忌が行われた際に西蓮寺に建立され、後に蓑虫庵が昭和13年(1938)に三重県史跡及び名勝に指定されたのを記念して、西蓮寺より庵内に移設された『服部土芳供養墓所』や、芭蕉翁が故郷に帰った際、脱ぎ捨てたわらじを土芳がもらい受け塚にした『わらじ塚』が建っています。

灯りの城下町でのライトアップ

わらじ塚や供養墓の他、滋賀県大津市にある義仲寺「芭蕉堂」にならい建立された『芭蕉堂』があります。堂内には、芭蕉翁像と服部土芳の位牌を祀っています。

また「灯りの城下町」のイベントでは庭のライトアップ他、様々な生け花で室内を彩ります。


◇芭蕉句碑◇
「古池や 蛙飛こむ 水の音」 はせを

◇芭蕉句碑◇
「よくみれは なつな花さく 垣ねかな」 はせを

城下町の観光スポット

芭蕉のふるさと