梅雨時を彩る花 紫陽花
6月から7月にかけての梅雨の時期、見ごろを迎えます。
伊賀で紫陽花を楽しめるスポットをご紹介いたします。
※開花状況は天候に左右されますので、行かれる前に各スポットにお問合せいただくと確実です!
メナード青山リゾート「あじさい園」・青山
5000株以上のあじさいが山上の庭園に植えられています。
両脇にあじさいが咲く森の散歩道を歩けば希に野生のシカに遭遇することもあります。
[住 所]伊賀市霧生2356
[時 間]7月1日~7月31日
9:00〜17:00
[料 金]無料
[問合せ]メナード青山リゾート
TEL:0595-54-1326
▶リゾート案内マップはこちらからご覧いただけます
※総合案内所からハーブガーデンに向かう途中に「あじさい園」があります。
新大仏寺・大山田
花の寺として有名な新大仏寺。以前は1000株ほどのあじさいがありましたが、近年鹿による食害でかなりの数が失われました。門前や本堂前に咲いています。またあじさいが終わるころに蓮の花が咲き始めます。
[住 所]伊賀市富永1238
[問合せ]新大仏寺
TEL:0595-48-0211
大山田せせらぎ公園・大山田
桜並木があり、お花見スポットとして人気のせせらぎ公園ですが、あじさいも数多くありゆったりできるおすすめスポットです。
[住 所]伊賀市平田
真泥地区アジサイロード・大山田
真泥橋から南に向かう道路沿い約1Kmにかけて、約1,000株のあじさいが植えられています。地区住民からなる「みのっち保全会」の有志が大切に管理し、今では色鮮やかな大輪の花を咲かせるようになりました。
[住 所]伊賀市真泥
[問合せ]みのっち保全会会長 上田
TEL:090-2349-5456
岩倉峡公園・上野
木津川沿いの桜並木で有名な岩倉峡。あじさいも川沿いに数多くあり、川の流れの音を聞きながら、ゆったり散策するのに人気のスポットです。(車道沿いになりますのでくれぐれも車の通行に注意ください。)
[住 所]伊賀市西高倉
[問合せ]伊賀市役所都市計画課
TEL:0595-22-9731
(駐車場は下記mapの建物前にある公園第3無料駐車場をご利用ください。)
徳楽寺・上野
参道に沿うようにあじさいが彩りを添えています。御朱印がいただけます。
[住 所]伊賀市西高倉3543
猪田神社(下郡)・上野
鳥居をくぐって左手の、護国社へ向かう階段沿いに、色とりどりのあじさいが植えられています。
[住 所]伊賀市下郡591
[問合せ]猪田神社
TEL:0595-37-0111(午前9時から午後5時まで)
あじさいロード・いがまち
伊賀市楯岡から中柘植にかけての、JR関西本線沿い約1.5Kmにわたってアジサイが植えられています。
[住 所]伊賀市楯岡、中柘植
(下記地図の伊賀支所から、関西本線の線路を渡って右手(北東)に向かいます。)
※この場所は見通しの良い一本道で、車がスピードを出しやすい場所になっています。鑑賞の際は十分ご注意ください。
あじさい豆知識
あじさいの語源は、集真藍(アズサアイ)から来ているそうです。本物の藍で染めたような色の花がたくさん集まって咲くという意味で「集(アズ)真(サ)藍(アイ)」が語源とする説と、アズ(集まる)サイ(藍色)から生まれたという説がありますが、いずれにしても藍色が集まって「あじさい」になったようです。あじさいは、日本原産で「がくあじさい」がその原種でした。一般に花と思われている部分は、装飾花とよばれるもので「おしべ」と「めしべ」は退化し、大きくなった「がく」の部分です。
あじさいには大きく分けて青系と赤系がありますが、土壌によって色が変わります。アルカリ性土壌では赤っぽく咲き、酸性の土壌では土の中のアルミニュウムが吸収されるために青紫色になるようです。また、あじさいは開花してから徐々に色が変化することから「七変化」ともよばれています。万葉集にも二種あじさいの歌が詠まれています。万葉の時代にすでに人々が目にしていたアジサイも、1000年以上あまり人気がありませんでした。青い花色のせいで江戸時代には「ユウレイバナ」と呼ばれて、戦後その花の美しさが再認識されるまで、まったく見向きもされなかったようです。西洋あじさいは日本から中国にわたり、シルクロードからヨーロッパへと伝わり東洋の花として人気が上がり品種改良がされ、日本に逆輸入されました。