福地城跡(芭蕉公園)の紅葉

柘植の町を一望できる丘陵上に立地する中世城館跡で、城への上り口に萬壽寺があり、それより上がっていくと本丸入口にいたります。西側に大門構えの石塁が残っていますが、石塁を有する中世城館は伊賀では極めて稀な事例です。三重県史跡文化財指定。

[見ごろ]11月中旬~11月下旬

[種 類]イチョウ、もみじ他
[住 所]伊賀市柘植町7426


福地城跡は明治26年芭蕉生誕200回忌にあたり松尾宇八郎氏が福地伊代守から譲り受けていた土地を東柘植村に寄贈し、明治43年には芭蕉公園として整備され地域住民の憩いの場となりました。公園の入り口には、芭蕉生誕360年記念の「芭蕉さんが行く~旅・自然に遊ぶ~」をテーマにしたモニュメントが設置されています。


本丸内(公園内)には石蔵跡や井戸が現在でも残存しています。内堀の外側にはたくさんの落葉樹が植えられています。また日本遺産忍びの里伊賀・甲賀の構成文化財(伊賀の中世城館郡と天正伊賀の乱激戦の城跡)として登録されており、本丸入り口附近に看板が設置されています。



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