鍵屋ノ辻

三重県指定文化財

城下町の西はずれ、奈良街道と小田新居への道の交差する辻を鍵屋辻と呼んでいます。当地には「みぎいせみち ひだりなら道」と刻する文政11年(1828年)の道標が立ち、周辺は公園として整備され「伊賀越資料館」も併設されています。

[住 所] 伊賀市小田町1338
[電 話] 0595-43-2314(都市計画課)
[駐車場] あり

鍵屋ノ辻公園の紅葉


寛永11年(1634)、渡辺数馬が義兄荒木又右衛門の助太刀を得て、弟源太夫を殺した河合又五郎に仇討ちを成し遂げたところで、日本三大仇討の1つ《伊賀越仇討》の舞台となった場所です。三大仇討ちといえば、有名な「一富士二鷹三茄子」というフレーズがあります。

 一富士・・・曾我兄弟の仇討《仇討場所が富士の裾野》
 二鷹 ・・・忠臣蔵(赤穂浪士の討ち入り)《播州赤穂浅野家の家紋が「違い鷹の羽」》
 三茄子・・・伊賀越仇討《伊賀は茄子の産地》

また、「一に富士、二に鷹の羽のぶっ違い、三に名を成す伊賀の仇討」というフレーズもあります。


鍵屋辻は大和街道(奈良道)と伊勢街道の分岐点で、現在も【ひだりならへ みぎいせみち】と記された道標が静かに歴史のドラマを語っています。当時の街道の様子は伊賀越資料館に展示されていました。

伊賀越資料館 (現在休館中)

数馬茶屋

鍵屋ノ辻のすぐそばに建つお茶屋『数馬茶屋』は、渡辺数馬、荒木又右衛門一行が仇討ちの前に立ち寄り、仇を待ち伏せていたとされる萬屋を再現した茶屋です。

[住 所] 伊賀市小田町1338
[電 話] 0595-23-9103
[営業時間] 10:00〜16:00
[定休日] 火曜日・第3水曜日・大雨・強風の日
[駐車場] あり


夏場は風通りがよく、暖簾越しに風が通り抜けていきます。
洋風の椅子はなく腰をかけるスタイルで、昔の茶屋で一服するような感じを味わえます。

城下町の観光スポット