逆柳の甌穴(おうけつ)まつり

今年の甌穴まつりは台風12号接近に伴う荒天が予想されるため中止となりました。

【開催日時】
平成30年7月29日(日)10時〜15時(雨天中止)

【集合場所】
伊賀市高尾 床並集議所前集合(受付午前9時30分)
    伊賀市高尾644(甌穴まで川沿い徒歩約20分)

【催しもの】
◆甌穴内部の観察
◆千方将軍・四鬼との記念撮影
◆厄除け石の投げ込み(地震、風水害、疫病、しがらみからの厄除け)
◆マスのつかみどり
◆忍者(ジンジャー)めし・マスの塩焼 ※数量に限り有り
◆地元野菜など産品販売

【参加費】 中学生以上 500円、小学生 以下無料

【主催】 千方伝承会

【共催】 高尾住民自治協議会 青山観光振興会

【お問い合わせ】 高尾地区市民センター TEL0595-55-2700

 

逆柳の甌穴とは

平安時代、千方将軍が討ち取った敵の首を次々と、この甌穴に投げ込んでいたと伝えられており、『血首ヶ井戸(ちこべがいど)』とも呼ばれている『逆柳の甌穴』。

干ばつに悩まされた時期には、甌穴に入っている敵の首の化身【卵石】を取り出し、千方将軍の霊を怒らせ、雨乞いをするという神事も行われていましたが、ダムができて以来、雨乞い神事は行われなくなりました。

ここ伊賀市高尾にある、藤原千方にまつわる史跡の千方窟、逆柳の甌穴、そして藤原千方将軍伝説を広く知ってもらおうと、高尾住人有志で結成された《千方伝承会》が2008年(平成20年)から、子供たちの夏休みに合わせて『甌穴まつり』を開催しています。

また、『逆柳の甌穴』は、2013年(平成25年)3月25日に、県の天然記念物の指定を受けました。


 厄除け石 auto-LulOUj.png

 ニジマスの塩焼き



甌穴まつりでは、マスの塩焼とジンジャー(忍者)めしの振る舞いや、千方伝説の敵の首を断ち切ったという意味合いから『縁切り』に霊験があるとされ【地震・風水害・疫病・しがらみ】からの厄除けの甌穴ともされ、受付で販売されている小石を投げ入れ厄払いなどをします。



 雌井戸 雄井戸

 マスの掴みどり 甌穴の中からの景色 



イベント会場となる「逆柳の甌穴」には、直径3.0m・深さ1.2mの雌井戸(画像左上)と、直径1.5m・深さ4.0mの雄井戸(画像右上)があります。
この甌穴は、川床の岩盤表面の窪みに石が入り、流水とともに回転して岩盤が削られて深い穴となったものです。窪みは1年間に1㎜程度しか削られないことから、雄井戸は少なくとも4,000年〜5,000年程かけて作りだされた甌穴(ポットホール)なのです。
穴の内側は、すべすべしていて、とても美しい現在進行形の甌穴で、この大きさと深さは全国でも他に類がなく、日本一ではないかと言われています。
※画像右下は甌穴の中からの景色です。



甌穴内部 観察の様子 イベント終了時の甌穴



普段の甌穴は川底にあり、ほとんど土砂で埋まっているため、残念ながら全貌を見る事はできませんが、この甌穴まつりの一週間前と前日に、川の流れを変え、甌穴にやぐらを組み、全て手作業で穴の中の石や土砂を掘りだします。
イベント中は、はしごを使って甌穴内部に降りることもできます。

内部の観察が終わると、川の流れを元に戻し、甌穴は再び川底へと姿を隠します。

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