伊賀上野城・上野城跡

城跡 国指定史跡名勝記念物
天守閣 伊賀市指定有形文化財

上野城は、白い三層の美しい城郭が鳳凰が翼を休める姿に見立てられ『白鳳城』とも呼ばれています。築城の名手『藤堂高虎』が1608年に伊勢国津藩(三十二万石)の藩主に着任し、五層の天守閣を建設しますが、慶長17年(1612)当地を襲った大暴風で倒壊。現存する天守閣は昭和10年に復元されたものですが、石垣と内堀は高虎が築城した当時のままです。

[住 所] 伊賀市上野丸之内106
[電 話] 0595-21-3148
[開館時間] 9:00〜17:00(入館は16:45まで)
[休館日] 12月29日〜12月31日
[入館料] 大人(高校生以上)600円  小人(小・中学生)300円
[障がい者割引入館料] 大人300円 小人150円
[団体割引]30名以上より適用 大人500円 小人250円

[駐車場] 有料駐車場あり
[交 通]  伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩約10分
       名阪国道「上野東IC」から北へ車で約5分

城跡は昭和42年12月27日に国の史跡名勝記念物に、天守は昭和60年3月18日に伊賀市有形文化財に指定されました。天守台にある3層3階の天守は昭和初期築の模擬天守で、正式には「伊賀文化産業城」といいます。

内堀の石垣は30mという日本有数の高さを誇り、美しさも兼ね備えています。また、この石垣は黒沢明監督の映画【影武者】のロケ地としても使われました。

三層からなる城内には、1階に藤堂藩ゆかりの武具や甲冑、2階に藤堂家の調度品や天守閣復興者川崎克氏の遺品が展示されています。

3階には天守閣復興を祝した横山大観をはじめとする名士の色紙46点が天井を飾っています。(格天井の大色紙)3階からは城下町の景観を一望することができます。

また、天守の東側には城代屋敷跡があり幕末頃を描いた「御城内絵図」と発掘調査の成果を照合し、建物の広がりを縁石やベンチ、植栽などで表現されています。城代屋敷跡の南端からは城下町を展望できます。


お城のまわり・・・真夏のライトアップイベント

上野城 お城まつり・・・剣道・弓道・和太鼓・菊花展などの催し

上野城 薪能・・・能楽創世 観阿弥生誕の地 伊賀上野で行う薪能

上野公園のさくら  青もみじ  紅葉

伊賀上野城と城下町

詳しくは『伊賀上野城HP』をご覧ください!